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○総合司会
私、本日の司会を務めさせていただきます当財団法人道民活動振興センターの事務局長を務めております松原でございます。何かと不行き届きの面がございましょうけれども、ひとつご了承いただいて、よろしくお願いをいたしたいと思います。
定刻を若干過ぎましたけれども、ただいまから、平成8年度北海道・東北地区アートマネージメント研修を開催いたします。
東北並びに北海道の公立文化施設関係の方々には、多数ご参加をいただきまして、ありがとうございます。
開講に当たりまして、このアートマネージメント研修の開催に係る実行委員長であり、また当財団法人道民活動振興センターの理事長でもございます深澤から、ごあいさつを申し上げます。

 

○深澤 
皆様、ようこそ「かでる2・7」にお越しくださいました。
私は、ただいまご紹介をいただきました、東北地区協と北海道公文協で編成をいたしておりますこの研修会の実行委員会の会長を仰せつかっております深澤でございます。
皆さんが今おいでになるこの施設でございますが、これは道立道民活動センター、ほかに 5つの道立のセンターがある大型の複合施設でございまして、道民の皆様から「かでる2・7」というニックネームをいただいております。「かでる」というのは、仲間に入れるとか、仲間になるとかという純粋の北海道方言でございまして、東北地方でも恐らく使われているんじゃないかと思いますが、これから3日間、仲間としてひとつ大いに勉強させていただきたいというふうに思っております。
この施設は、先ほどちょっと紹介がございましたように、財団法人が道から受託管理をいたしておりまして、私、そこの理事長を務めております。また、道内に今、64の自冶体ホールがございまして、北海道公立文化施設協議会をつくっておりますが、そこの幹事役もさせていただいております。
本日は、東北の各県、それから北海道の各地から、このようにたくさんの皆様のご参加をいただきまして、厚く御礼を申し上げたいと思います。
本席お集まりの皆様には、日ごろから、自治体ホールの現場、あるいはまた行政セクションや関連の財団法人等におきまして、ホールの経営や自主事業の展開に大変ご努力をされておられるわけでございまして、改めて心から敬意を表するものでございます。
当研修会の経緯でございますけれども、もうご案内のことかと思いますが、全国公文協主催のアートマネージメント研修会は、東京で平成4年度からスタートとして5回になります。地方での開催も、という声もございまして、そういうご意見を踏まえて、全国の役員会で日本財団のご支援もいただくということもございまして、地方での開催がスタートしたわけでございます。本年度の東北・北海道ブロックのこの研修会が皮切りでございまして、来年度以降、順次、全国を4ブロックに分けまして開催していくという運びになっております。ご案内のとおり、昨今の地方重視と申しますか、そういう時代になってまいりまして、そういう大きな流れから見ましても、大変意義あるものだというふうに受けとめております。
文化ニーズの高まりの中で、私どもの自治体ホールは年を追ってふえており、社会的なインパクト

 

 

 

 

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